感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第21章 如来 14偈

14 仏の教えを信じない人々は、わざわいに遭うであろう。___商人たちが羅刹女たちに取りかこまれるように。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

仏の教えを信じないから、わざわいに遭う訳ではありません。わざわいに遭うのは、その人の心が汚れているからなのです。しかし、仏の教えを信じない人々の心は、汚れているのです。それで、わざわいに遭うのです。仏の教えは、「人々にやさしい人間になれ」と教えるものなのです。

心が汚れた人が、わざわいに遭うことについて、参考になるダンマパダの偈を引用します。

「1 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも、汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人に付き従う。___車をひく(牛)の足跡に車輪がついてゆくように。」

この記事へのコメント

AG
2019年05月27日 10:40
人々にやさしい人間になるようにという教えは、もっともですが、
ここでは、優しさを向けるべき対象が、人間以外の対象に言及してないのは何故でしょうか?
法津如来
2019年05月27日 13:41
AGさんへ、質問にお答えします。
「人々にやさしい人間になれ」は誤解を招く表現だったかもしれません。
「人々に、やさしい人間になれ」ということだと理解してください。


AG
2019年05月27日 19:28
ご回答ありがとうございました。