感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第20章 怒り 4偈

4 怒りたけった人は、善いことでも悪いことだと言い立てるが、のちに怒りがおさまったときには、火に触れたように苦しむ。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
怒りたけった人とは、狂気の人と言っていいのです。狂気の人は自分の考えていること、言っていることが混乱してわからなくなっているのです。そのために、善いことでも悪いことだと言い立てるのです。

そして、怒りがおさまった時に、正気に戻ります。そのとき、自分が言ったことを思い出して、「穴があったら入りたい」と恥ずかしくなり、苦しむのです。

しかし、そのように苦しむ人は、その後彼は反省して、怒らなくなる可能性があります。中には暴言を吐いても、当然だと思っている人がいますが、そのような人は救いないと言ってもよいでしょう。