感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第23章 自己 4偈、5偈

4、5 自己にうち克つことは、他の人々に勝つことよりもすぐれている。つねに行ないをつつしみ、自己をととのえている人、___このように明らかな知慧ある修行者の克ち得た勝利を敗北に転ずることは、神々も、なし得ない。ガンダルヴァ(天の音楽神)たちも、悪魔も、梵天もなし得ない。

(ダンマパダ104、105 自己にうち克(か)つことは、他の人々に勝つことよりもすぐれている。つねに行ないをつつしみ、自己をととのえている人、___このような人の克ち得た勝利を敗北に転ずることは、神も、ガンダルヴァ(天の伎楽神)も、悪魔も、梵天もなすことができない。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

勝つといえば、他人に勝つことを考えると思いますが、仏教では他人に勝つということは問題にしません。勝つといえば、自分に克つことです。

しかも、勝つはの通常に勝つとは異なります。相手に勝つではありません。対立をなくすことです。他者との対立も、自分の中の対立(葛藤)もなくなることです。それを仏教では勝つというのです。

対立のなくなった状態の勝利は、神々も、ガンダルヴァ(天の音楽神)たちも、悪魔も、梵天の敗北に転ずることはできないのです。

ダンマパダのこれらの偈については、過去に次のブログ記事で述べました。少し参考になるかもしれません。
https://76263383.at.webry.info/200903/article_17.html
https://76263383.at.webry.info/201001/article_21.html



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