感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第22章 学問 2偈、3偈

2 この世でことわりをはっきりと知らない愚かな者どもは、自分たちが不死であるかのごとくに振る舞う。しかし正しい真理をはっきりと知っている人々にとっては、(この世の生存は)病める者にとっての夜のごとくである。

3 よく密閉してあって暗闇(くらやみ)にみたされた家に入ると、そこにある見事な物を、眼のある人でも見ることができないようなものである。
    
(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

ことわりをはっきりと知らない人間を愚かな者というのです。ことわりの内容はまだ明らかになっていませんが、この章の後のいくつかの偈で明らかになります。

「不死であるかのごとくに振る舞う。」とはどのようなことでしょうか。失敗を繰り返すというような意味と理解してよいでしょう。

「(この世の生存は)病める者にとっての夜のごとくである。」の意味はわかりにくいのですが、3偈で、その意味を説明しています。つまり、眼のある人間でも、暗闇(無明)のために、大切なことがわからないとがわからないということです。





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