感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第23章 自己 10偈

10 たとい他人にとっていかに大事であろうとも、(自分ではない)他人の目的のために自分のつとめをすて去ってはならぬ。自分の最高の目的を知って、自分のつとめに専念せよ。

(ダンマパダ166 たとい他人にとっていかに大事であろうとも、(自分ではない)他人の目的のために自分のつとめをすて去ってはならぬ。自分の目的を熟知して、自分のつとめに専念せよ。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

この偈で言われている状況を具体的に考えると、親が子に家業を継ぐように言われた時、どうするかという問題です。

子供には子供の目的があります。子供の望む仕事がある場合は子供の希望に沿って解決することが望ましいでしょう。親も子供の人生は子供のものであると考えるべきなのです。

しかし、子供も自分の最高の目的を知った時、それは最高にやさしい人間になることですが、それを知ったならば、どんな職業に就くかは大きな問題にはなりません。どんな職業を選択しても、やさしい人間にはなれるのです。




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