感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第23章 自己 26偈

26 この世では自己こそ自分の主である。他人がどうして(自分の)主であろうか? 賢者は、自分の身をよくととのえて、ニルヴァーナの近くにある。

                         以上第23章 自己

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「ニルヴァーナの近くにある。」ためには、昨日引用したSRKWブッダの理法「一切皆苦の真実」の結びの言葉、「そして、人が一切皆苦の真実をまさしく覚知するに至ったとき、かれ(彼女)はすでに円かなやすらぎ(=ニルヴァーナ)の近くにあるのである。」とあるように、「人が一切皆苦の真実をまさしく覚知する」ことが必要なのです。

また、「ニルヴァーナの近くにいる。」という言葉は、ダンマパダ373には次のように述べられています。

「明らかな知慧の無い人には精神の安定統一が無い。精神の安定統一していない人には明らかな知慧が無い。精神の安定統一と明らかな知慧とがそなわっている人こそ、すでにニルヴァーナの近くにいる。」

この偈を以て、「第23章自己」は終わります。明日からは、「第24章広く説く」になります。

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