感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第22章 学問 11偈

11 博学であって、徳行をたもち、明らかな知慧があり、つねに心が安定し統一している人は、ジャンブー河から得られる黄金でつくった金貨のようなものである。その人を誰が非難し得るだろうか? 

(ダンマパダ229、230 もしも心ある人が日に日に考察して、「この人は賢明であり、行ないに欠点がなく、知慧と徳行とを身にそなえている」といって称讃するならば、その人を誰が非難し得るだろうか? かれはジャンブーナダ河から得られる黄金でつくった金貨のようなものである。神々もかれを称讃する。梵天でさえもかれを称讃する。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「ジャンブー河から得られる黄金でつくった金貨」について、岩波文庫の注には次のように、記されています。
「ジャンブー樹の大森林を流れる河の底に産する砂金で、金のうちでは最も高貴なものとされた。その金によってつくった良質の金貨をいう。」

「博学であって、徳行をたもち、明らかな知慧があり、つねに心が安定し統一している人」はもっとも良質な人間であるということです。

そのような人間を誰も非難しません。ダンマパダでは、神々も梵天のそのような人を賞賛すると言っています。





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