感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第24章 広く説く 15偈

15 不死(しなない)の境地を見ないで百年生きるよりも、不死の境地を見て一日生きることのほうがすぐれている。

(ダンマパダ114 不死(しなない)の境地を見ないで百年生きるよりも、不死の境地を見て一日生きることのほうがすぐれている。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「不死」という言葉がでているダンマパダとスッタニパータの偈を幾つか引用します。

(以下引用)

ダンマパダ21 つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。つとめ励む人々は死ぬことがない。怠りなまける人々は、死者のごとくである。

ダンマパダ374 個人存在を構成している諸要素の生起と消滅とを正しく理解するに従って、その不死のことわりを知り得た人々にとって喜びと悦楽なるものを、かれは体得する。

ダンマパダ411 スッタニパータ635 こだわりあることなく、さとりおわって、疑惑なく、不死の底に達した人、___かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

スッタニパータ228 ゴータマ(ブッダ)の教えにもとづいて、堅固な心をもってよく努力し、欲望がなく、不死に没入して、達すべき境地に達し、代償なくして得て、平安の楽しみを享けている。この勝れた宝<つどい>のうちにある。この真理によって幸せであれ。

(以上引用)

ニルヴァーナ(涅槃)は、それを体得していない人々には理解できないことですから、それを理解できない人々の理解できない「不死」という言葉をつかって表現するのです。


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