感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第24章 広く説く 9偈

9 不動の境地を見ないで百年生きるよりも、不動の境地を見て一日生きることのほうがすぐれている。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

岩波文庫の注の概略は、「不動の境地」について、「無動句」「無動道」の訳もあるが、チベット訳に従って「不動の境地」と訳したであります。

ここで注目すべきは、「無動句」です。「無動句」とは、「法の句」のことです。

人は法の句を聞き、法の句として受け止めた時、発心或いは解脱するからです。それならば、法の句を聞かないで百年生きるよりも、法の句を聞いて一日生きることのほうがすぐれているのです。

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