感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第24章 広く説く 6偈

6 物事(ものごと)が起(おこ)りまた消え失せることわりを見ないで百年生きるよりも、事物(ものごと)が起こりまた消え失せることわりを見て一日生きることのほうがすぐれている。

(ダンマパダ113 物事(ものごと)が興りまた消え失せることわりを見ないで百年生きるよりも、事物が興りまた消え失せることわりを見て一日生きることのほうがすぐれている。)


(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「物事(ものごと)が起(おこ)りまた消え失せることわり」には、二通りの解釈がなりまちます。

一つは、物事は発生すれば必ず消滅するものであるということです。それを諸行無常と言います。

もう一つは、物事の形は変わるが、その本質は何もかわらないということです。それを不生不滅といいます。

どちらにしても、物事に執著することなく、物事の変化に嘆き悲しむことなく、心静かに、明るく楽しく生きることがすぐれた生き方です。