#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第25章 友 19偈、20偈

19 賢者の説いた、意義のある一つの句でも、目的を達成するものであるが、しかし愚者にとっては、仏の説かれたすべてのことでも、目的を達成するには至らないであろう。

20 愚者は、千の句をとなえても一の句さえも理解しない。聡明な人は、一つの句をとなえても、百の句の意義を理解する。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

この19偈と20偈も、前回掲載した17偈と18偈と同じ趣旨が説かれています。

19偈をわかりやすく書き換えてみまます。

仏が説いた、意義のある一つの法の句でも、聡明な人が聞くならば、解脱という目的に達するであろう。しかし、愚者は仏の説かれたどのような法の句を聞いても、その意味を理解できないために、解脱という目的を達することはできない。


20偈は、文章の主語を補って、書き換えてみます。

愚者は、(仏が)千の句をとなえても一の句さえも理解しない。聡明な人は、(仏が)一つの句をとなえても、百の句の意義を理解する。




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