#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第26章 安らぎ(ニルヴァーナ) 15偈

15 この世で妄執を断ち切って、静かならしめ、すべての塵汚れをおさめて、河の水を乾かしてしまったならば、苦しみが終滅すると説かれる。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

前の14偈で、「妄執の消滅を見る人にとっては、苦しみが終滅する」と説かれていましたが、このことが解るのは容易ではないのです。確認しておきますが、妄執というものは自分の内部の要因です。

人々は苦しみは外的な要因で起こると思っています。端的に言えば、お金がないから苦しいと思っています。しかし、お金がないから苦しんでいるのではありません。お金がないと困ると思っているから苦しんでいるのです。それが解れば、苦しみはなくなります。

お金がないと困ると思わなければいいのですから。