#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第27章 観察 20偈

20 見よ、粉飾された形体を!(それは)傷だらけの身体という名のものであって、病いに悩み、虚妄の意欲ばかりで、堅固に安住することがない。 

(ダンマパダ147 見よ、粉飾された形体を!(それは)傷だらけの身体であって、いろいろのものが集まっただけである。病いに悩み、意欲ばかり多くて、堅固でなく、安住していない。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

昨日は、「つねにこの身体を見よ。王者の車のように美麗である。・・・」という偈を掲載しましたが、今日は一変、「見よ、粉飾された形体を!・・・」となりました。

しかし、実はよく見ると、同じことを言っているのです。よく見ると、王者の車も粉飾されているから、美麗であるように見えるのです。

身体は細胞でできています。その一つ一つの細胞は絶えず新陳代謝をしています。細胞の部品もすぐに古くなって、壊れてしまいますので、新しいものと取り替えているのです。また、それらの細胞自体も再生不能になって死んでしまうのです。

身体は「堅固に安住することがない」のです。そのようなものであるから、粉飾された形体(身体)に対する執著から離れるように説かれているのです。