#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第28章 悪 1偈

1 すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、___これが仏の教えである。

(ダンマパダ183 すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、___これが諸の仏の教えである。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

この偈は、七仏通誡偈と言われ有名です。また偈に関しては有名な逸話があります。

中国唐代の詩人・白居易が、禅僧・鳥窠道林(鳥窠和尚)に「仏教の真髄は何か」と質問しました。和尚は「すべて悪しきことをなさず、善いことを行なうこと」と答えました。白居易は「3歳の幼児でも知るところだ。」と不服を述べました。しかし、和尚は「3歳の幼児でも知っているが、80歳の老人でもできないだろう。」とたしなめました。白居易はそれを聞いて謝罪したということです。

ここでは、「すべて悪しきことをなさず」とありますが、一つの悪でも完全になさないならば、心は変わります。



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