#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第27章 観察 30偈

30 青い幌(ほろ)をまとい、白い傘で覆われ、輻(や)が一つしかない車が回転して来る。結びつける紐もなく、軛(くびき)に結ぶ綱もなく、悩まされることなく、やって来るのを見よ。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

岩波文庫の訳注には、「『出曜経』によると、「輻(や)が一つしかない車」とは、仏の説かれた「微妙の法」のことを言うのである。」と記されています。

「回転」とは説法をすることです。

輪廻の世界に結びつけるものはなく、自由を拘束する執著もなく、それゆえに悩まされることはない方を見なさいとということです。

だから、何ですか?と問われれば、そのような方がおられるのです。だからあなたもそのような方になれるということです。