#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第28章 悪 11偈、12偈

11 みずから悪をなすならば、つねに自分が汚れる。みずから悪をなさないならば、みずから浄まる。

12 人は他人を浄めることができない、___もしもその他人が内的に心のはたらきが浄らかでないならば。金剛石が宝石を磨くように悪人を練磨すること( はできない。)

(ダンマパダ165 みずから悪をなすならば、みずから汚れ、みずから悪をなさないならば、みずから浄(きよ)まる。浄いのも浄くないのも、各自のことがらである。人は他人を浄めることができない。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

以前、ダンマパダ165の解説の中で、「子供のためのダンマパダ」として、次のような詩を書きました。
https://76263383.at.webry.info/201003/article_7.html


欲張ると心が汚れます
いじわるすると心が汚れます
怠けると心が汚れます
心の汚れはお母さんでも洗えない
自分自身で洗わなければ
心の汚い人になりますよ

以上ですが、12偈では、「人は他人を浄めることができない」としながらも、微妙なことが付け加えられています。

「もしもその他人が内的に心のはたらきが浄らかでないならば。金剛石が宝石を磨くように悪人を練磨すること( はできない。)」

人は他人を浄めることができないのですが、心の浄らかな人は、他人に浄らかな影響を与えることができると述べているのです。