#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第29章 ひと組みずつ 17偈

17 森は楽しい。世の人々はここで楽しまないが、情欲のない人々はここで楽しむであろう。かれらは快楽を求めないからである。

(ダンマパダ99 人のいない林は楽しい。世人の楽しまないところにおいて、愛著なき人々は楽しむであろう。かれらは快楽を求めないからである。)
 
(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

昔は、電車の中では、新聞や本を読んでいる人がほとんどでしたが、今ではみんなスマホをやっています。何をやっているのかと思ったら、ゲームをやっているのです。このような人々は森の中では楽しめないだろうと思います。もっとも、森の中にスマホを持っていって、そこでゲームを楽しむかもしれません。

「森は楽しい。」というのは、スマホなしで、森の中の生活を楽しんでいるのです。

森の生活は困難です。ゴータマ・ブッダのおられた時のインドの森は猛獣や蛇、危険は動物がいたでしょう。今の日本の森でも、電気やガスがなければ、生活は困難です。

それでも、その困難にまして、情欲のない人々は森の生活を楽しめるのです。困難が楽しいと思えるのです。困難が楽しいというのは、都会の人々がわざわざ森に行って、キャンプを楽しむということでもわかります。

それよりまして、森には都会の騒音がないのです。しかし、小鳥のさえずりや水の流れる音が聞こえるところもあります。心は静かになり、落ち着きます。すべてがありがたく、楽しくなるのです。





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