#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第28章 悪 32偈、33偈

32 悪いことをしたならば、ひとは憂える。ずっと昔にしたことだとか、遠いところでしたことであっても、ひとは憂える。秘密のうちにしたことであっても、ひとは憂える。その報いがあるのだから、ひとは憂える。

33 善いことをしたならば、ひとは喜ぶ。ずっと昔にしたことだとか、遠いところでしたことであっても、ひとは喜ぶ。人に知られずにしたことであっても、ひとは喜ぶ。その果報があるのだから、ひとは喜ぶ。  

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

32偈、33偈の偈も、ゆっくりと声をだして、少なくとも3度、読んでほしい。

悪いことをしたならば、ひとは憂える。
ずっと昔にしたことだとか、
遠いところでしたことであっても、ひとは憂える。
秘密のうちにしたことであっても、ひとは憂える。
その報いがあるのだから、ひとは憂える。

善いことをしたならば、ひとは喜ぶ。
ずっと昔にしたことだとか、
遠いところでしたことであっても、ひとは喜ぶ。
人に知られずにしたことであっても、ひとは喜ぶ。
その果報があるのだから、ひとは喜ぶ。


これらは詩なのだから、その読んだほうがよいのです。少なくともブッダの偈はそうする価値があります。これらの偈を訳された中村元氏の訳はその任にたえるものです。

眼だけで読めば、頭だけで読むことになります。しかし、声を出して読めば、声帯がふるえ、身体が感じます。その声は空気をふるわせ、耳でも感じます。その響きは、世界にひろがります。ですから声を出して読んだほうがよいのです。