#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第28章 悪 39偈、40偈

39 また悪いことをして、善いことをしないならば、悪いことをした人は、禍のもとを身に受けて、福徳を捨てて、この世で死を恐れる。___大水(おおみず)のさ中に難破した舟に乗っている人のように。

40 善いことをして、悪いことをしないならば、善い人々が福徳のもとを昔(むかし)行なったのであっても、決して死を恐れない。___堅固な舟で河を渡る人々のように。 

以上第28章 悪

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

ブッダの比喩はいつも素晴らしい。説かれたことが生き生きと理解できます。

大水(おおみず)のさ中に難破した舟に乗っている人の恐怖はどのようなものでしょうか。舟は沈み、死を待つ以外にないのでしょう。

一方、善いことをして、悪いことをしない人は、堅固な舟で河を渡っているのですから、嵐が来ても大丈夫ですし、そのような人が舟で河を渡るときには嵐がこないのです。彼は快適な舟の旅を楽しんでいるのです。