#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第29章 ひと組みずつ 1偈、2偈

1 太陽が昇らないあいだは蛍が輝やいている。しかし太陽が昇ると、にわかに暗黒色となり、輝かない。

2 そのように、如来が世に現れないあいだは、(仏教外の)思索者たちが照らしていた。しかし世の中が仏によって照らされると、思索者は輝かないし、その人の弟子も輝かない。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

思索者たちとは、考える人々です。思索者は人の知恵(人智)で生きている人々です。

如来(=仏、ブッダ)は、考える人ではない、如来は仏の智慧(仏智)で生きているのです。

人々は、如来が現れないあいだは、人智によって覚ることができると思っていますが、仏があらわれると、仏智によって覚ることがわかります。

仏智は、化身(善知識、善友)によって、法の句として、この世に現れます。功徳を積んでいる人は、その因縁によって、その法の句を聞くことができます。