#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第30章 楽しみ 29偈

29 すべての欲望を断ち、心のいらいらする思いを制し、ここに心が清らかに静まって、静けさに帰した人は、安らかに臥す。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

心がいらいらするのは、心が何かをしたいのにそれができないからです。

以前のわたしは、いそいで歩いている時、前を歩いている人がのろのろ歩いていると、いらいらしました。自分が急いで歩けないからです。今考えると、とんでもない自己中心主義者でした。

心に何かしたいという欲望があると、それを妨げるものに対していらいらするのです。心に欲望がなければ、心は妨げられるという思いが起こらないので、いらいらしません。

心に欲望がなければ、いらいらも起こららないので、心は清らかに静まります。

そのような人は、安らかに、ぐっすりと眠れるのです。

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