#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第30章 楽しみ 25偈

25 諸の聖者に会うのは楽しい。かれらと共に住むのも、つねに楽しい。愚かな者どもに会わないならば、心はつねに楽しいであろう。 

(ダンマパダ206 もろもろの聖者に会うのは善いことである。かれらと共に住むのはつねに楽しい。愚かなる者どもに会わないならば、心はつねに楽しいであろう。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「諸の聖者に会うのは楽しい。かれらと共に住むのも、つねに楽しい。」・・・これはこの通りです。

しかし、「愚かな者どもに会わないならば、心はつねに楽しいであろう。」・・・この表現は微妙です。「心はつねに楽しいであろう。」としています。「楽しい」と言い切ってはいないのです。

現実には、愚か者と会わないわけにはいかないからでしょうが、ブッダが愚か者と表現しているのは衆生を意味しているのです。ブッダは衆生に対する慈しみがあるのです。愚か者が愚かなことをしても、慈しみの心で、愚か者が聖者になることを願っているのです。






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