#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第30章 楽しみ 24偈

24 岸に下りてゆく階段の整備されている河は楽しい。理法によってうち克った勝利者は楽しい。明らかな知慧を得ることは、つねに楽しい。「おれがいるのだ」という慢心を滅ぼすことは楽しい。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「岸に下りてゆく階段の整備されている河は楽しい。」・・・ガンジス河はゴータマ・ブッダの時代でも大変な聖地でした。そこで人々は心身を清めるために沐浴するわけですが、そのために岸に下りていく階段が整備されているのならば、楽しかったのでしょう。

「それ以上に」とはこの偈には書いてはありませんが、それ以上に、理法によって自分の煩悩を克服した勝利者は楽しいのです。

理法によって、明らかな知慧を得ることは楽しいのです。

理法によって、「おれがいるのだ」ということはないことがわかります。それによって慢心が滅びます。そうすると今まで自分で抱えていた悩み苦しみがなくなります。それは楽しいことです。