#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第30章 楽しみ 26偈

26 愚人とともに歩む人は長い道のりにわたって憂いがある。愚人と共に住むのは、つらいことである。___まるで仇敵とともに住むように。心ある人々と共に住むのは楽しい。___親族と共に住むように。

(ダンマパダ207 愚人とともに歩む人は長い道のりにわたって憂いがある。愚人と共に住むのは、つねにつらいことである。___仇敵とともに住むように。心ある人と共に住むのは楽しい。___親族に出会うように。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「類は友を呼ぶ」ということわざがあります。同じような種類のものが集まるということです。同じ種類のものは波長があって一緒に居やすいのです。逆に、異種のものは一緒にいると違和感があるのです。ひどい場合は争いがおきます。

赤ちゃんは赤ちゃんを見ると喜びます。子供は子供のと遊びたくなるのです。老人は老人と集まる傾向があります。人間ばかりでではありません。動物も同じです。人間や動物ばかりではありません。色々な種類の豆や穀物を混ぜて、振動させると同じ種類の豆や穀物が集まって、分離するのです。

26偈を述べておられるのはブッダであり聖者ですから、愚人と一緒に歩むのは違和感があってつらいのです。「心ある人々」とはやさしい人々です。聖者はそのような人々は居やすいのです。

最後に一言、自分が愚者だと自覚しているが、賢者になろうと思う方は、「朱に交われば赤くなる」ということがありますから、賢者、聖者に、すなわち善友に親交したらよいでしょう。初めは、善友に嫌がられるかもしれませんが。