#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第30章 楽しみ 32偈

32 重い荷物を捨てたあとには、荷物をさらに引き受けるな。荷物を引き受けることは最上の苦しみである。荷物を投げすてることは楽しい。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

徳川家康の名言に、「人の一生は重き荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず」というものがあります。

家康は、「重い荷物」を捨てる発想はなかったのですね。ゴータマ・ブッダは、人生の苦しみは「重い荷物が原因であると覚りました。そこで、重い荷物を捨てることにしました。重い荷物を捨てると人生がいかに楽しいか体感したのです。

「重い荷物」とは何か?・・・それはダジャレのようですが、「おもい=思い」なのです。思いを捨てると、人生が楽になるのです。

言葉とは不思議なもので、言葉の音が、時として、真実を教えてくれるのです。