#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 31偈

31 汝はつとめておれ。なおざりになるな。___情欲の対象が汝の心を乱さないように。なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。地獄では(灼熱した鉄丸で)焼かれるときに泣き叫ぶが___ 

(ダンマパダ371 修行僧よ。瞑想せよ。なおざりになるな。汝の心を欲情の対象に向けるな。なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。(灼熱した鉄丸で)焼かれるときに、「これは苦しい!」といって泣き叫ぶな。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) 


*法津如来のコメント

「つとめておれ。」は、ダンマパダでは「瞑想せよ。」になっています。ウダーナヴァルガでは、修行は瞑想とは限らないので、このように修正されています。

「なおざりになるな。」とは、「放逸ではあってはならぬ。」という意味です。「気をつけておれ。」ということです。真理の言葉(法の句)はいつ誰から聞くかわからないからです。

さらに、詳しく「情欲の対象が汝の心を乱さないように。」と、放逸にならない方法が述べられているのです。

「なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。」・・・「気をつけることを怠り、解脱できるときに、解脱を逃したならば、悪業のゆえに地獄に堕ちるかのしれない。そうすれば、灼熱した鉄丸を飲まされることになると警告しているのです。

少し厳しい警告ですが、こういうことがあり得ると説かれているのです。





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