#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 34偈

34 知識あり、勤めはげみ、身を慎しみ、心を安定統一させ、禅定を楽しみ、聡明なる人は、再び迷いの生存に生まれないために、心のこれらの思考作用を悉く捨てる。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) 


*法津如来のコメント

人はなぜあれこれ考えるのでしょうか? わからないからです。

あれこれ考えると、エネルギーを失います。エネルギーを失うと疲れます。ゆとりがなくなります。安楽ではなくなります。

では、どうしたらよいのでしょうか?

わかればよいのです。わかってしまえばよいのです。わかってしまえば、あれこれ考えません。あれこれ考えなければ、エネルギーは失われません。ゆとりができます。心は安楽になります。

しかしながら、わからないことを、わかったことにはできません。
しかも、人には自分が自覚してないわからないこともあります。
自分の自覚できないわからないことあるので、自分で自覚しなくとも絶えず考えているのです。

自分でも自覚できないわからないことが何かわかれば、その答えもわかります。安心してください。

そうすれば、「心のこれらの思考作用を悉く捨てる。」ことができます。

「これらの思考作用」とは、33偈の「粗大な思考および微細な思考」を意味しています。



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