#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 8偈

8 心は、動揺し、ざわめき、護り難く、制し難い。英智ある人はこれを直くする。____弓作(ゆみつくり)が力強く矢の弦を直くするようなものである。  

(ダンマパダ33 心は、動揺し、ざわめき、護り難く、制し難い。英知ある人はこれを直(なお)くする。____弓矢職人が矢柄を直くするように。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) 


*法津如来のコメント

ダンマパダ33について、2009年11月22日に次のように解説しました。
(以下引用)
心を育てるには、心について知らなければなりません。しかし、心は姿、形がありません。色や香りもなく、音もしません。触ることもできないのです。ですから、心はなんとなくあるように思っていても、理解しにくいのです。ですが、心についての理解が深まると、心は非常な大きなエネルギーを持ち、個人を幸福にするのも心であり、不幸にするのも心であり、世界を平和にするのも、戦争にするのも心であることが分かります。そのような重大な心について、仏陀の心に関する教えを学び実践することが必要です。

 「子供のためのダンマパダ」に関して言えば、以前子供と、「心で思ったこと当てゲーム」をやったことがあります。先ず、子供に何か心に思ってもらうのです。それを私が何を思ったか当てるのです。子供は素直で、正直ですから、何かを思うとそれを、いっしょうけんめいに見ているのです。ですから、私は子供の見ているものを言えば当たりです。子供はなぜ分かったのか不思議がりますが、そんなことは簡単です。

 しかし、だんだん大人になると、素直でなくなり、心で思うことと態度を変えてきます。「心で泣いて顔で笑う」とうようなことを始めます。その内、だんだん大人は自分でも自分の本当の心が分からなくなって、自分では幸せを願いながら、不幸になる行動を始めます。ですから、大人も子供も、自分が本当に幸せになるように、心を学び、「心を育てる」必要があるのです。

(以上引用)

実は、2009年1月19日にも解説しています。それには、もう少し細かく心について解説しています。興味のある方は参照してください。
https://76263383.at.webry.info/200901/article_19.html



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