#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 62偈〜67偈

62 蛇の毒が(身体に)ひろがるのを薬でとめるように、情欲が起こったのをとめる修行僧は、こなたの岸を捨て去る。蛇が古い皮を脱皮して捨て去るようなものである。

63 蛇の毒が(身体に)ひろがるのを薬でとめるように、憎しみが起こったのをとめる修行僧は、こなたの岸を捨て去る。蛇が古い皮を脱皮して捨て去るようなものである。 

64 蛇の毒が(身体に)ひろがるのを薬でとめるように、迷妄が起こったのをとめる修行僧は、こなたの岸を捨て去る。蛇が古い皮を脱皮して捨て去るようなものである。

65 蛇の毒が(身体に)ひろがるのを薬でとめるように、慢心が起こったのをとめる修行僧は、こなたの岸を捨て去る。蛇が古い皮を脱皮して捨て去るようなものである。 

66 蛇の毒が(身体に)ひろがるのを薬でとめるように、貪ぼりが起こったのをとめる修行僧は、こなたの岸を捨て去る。蛇が古い皮を脱皮して捨て去るようなものである。 

67 蛇の毒が(身体に)ひろがるのを薬でとめるように、愛執が起こったのをとめる修行僧は、こなたの岸を捨て去る。蛇が古い皮を脱皮して捨て去るようなものである。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

スッタニパータ1は、次のような偈です。
https://76263383.at.webry.info/201304/article_1.html

蛇の毒が(身体のすみずみに)ひろがるのを薬で制するように、怒りが起こったのを制する修行者(比丘)は、
この世とかの世とをともに捨て去る。──蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。


将来に、情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪ぼり、愛執などをとめる薬が開発されればよいとは思いますが、それはなかなか難しいと思います。現在、精神科分野の薬がいろいろ開発されてはいますが、それは単に精神作用を抑制あるは賦活させるというようなもので、完治させるというものではありません。しかも、それらには多くの副作用を伴います。

さらに、情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪ぼり、愛執などの感情を持った本人が、それらをやめようと思っていない場合が多いのです。例えば、憎しみを持った人は憎しみをやめようと思っていないので、憎しみをやめる薬を飲もうとしないでしょう。

情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪ぼり、愛執などの感情を本人が本当やめようと思ったら、半分は、いや99%、それらの感情を止めることができます。
そのためには、これらの感情が心と体を苦しめていることを知ることです。そのためには、善い友が必要です。友の言葉は受け入れ易いからです。

情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪ぼり、愛執などの感情で苦しんでいる人が、善い友にめぐりあえますように。



この記事へのコメント

斉木広之
2020年04月25日 13:22
こんにちは。

辛抱しかない。

斉木広之です🙇

しかし、辛抱以外もある人は

ただ単に余裕

所謂余力があるわけです

余分なお金や食料があるわけです

斉木広之には余分ななお金も余分な食料も余分なものが何もない

だから

辛抱しかない

辛抱だけは必ずいつもある

辛抱があることは素晴らしい

一切を解決に導くのが辛抱です
2020年04月25日 13:27
情欲、憎しみ、迷妄、慢心、愛執、

が起きるのは

余裕があるからです

余裕がなく辛抱しかないなら

情欲、憎しみ、迷妄、慢心、愛執は

辛抱しかない

によって一瞬で消えます
2020年04月25日 14:11
情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪り、愛執

は余裕があるから起きます

余裕がないなら辛抱しかない

辛抱しかない

に至るには

余裕をなくすことです

余裕がない人に与えなさい

それで自分の余裕がなくなり

辛抱しかない

に至ることは

非常に安楽です

どうしようもない

安楽
2020年04月25日 14:30
今の自分を捨て去る自分が

新しい自分

その新しい自分を捨て去る自分が

新しい自分

こなたの岸を捨て去る
今の自分を捨て去る

旧い皮を捨て去る脱皮した蛇の
今の自分を捨て去る脱皮した自分
2020年04月25日 14:36
情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪り、愛執が

自分の中に起こったのを

止める自分が現れたら
それが新しい自分

新しい自分とは

止める自分
2020年04月25日 14:46
お金、食料、に

余力があるから

余力において

情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪り、愛執が生じる

余力がないなら

辛抱しかないが生じる

また

余力があって

情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪り、愛執が生じたなら

薬で言えば

余裕がない人へ

自分の余裕を与えることは薬である

しかしそうでなくても、

情欲、憎しみ、迷妄、慢心、貪り、愛執が生じたのを

止める自分が生じたなら

その瞬間生じてるのは

止める自分

即ち自分が薬なんです