#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第33章 バラモン 64偈、65偈

64 老人であろうと、若者であろうと、(老若を問わず)、道理を識別している人を、尊敬して、敬礼せよ。___バラモンが火の祭りを尊ぶように。

65 老人であろうと、若者であろうと、(老若を問わず)、道理を識別している人を、尊敬して、仕えよ。___バラモンが火の祭りに仕えるように。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「老人であろうと、若者であろうと」とは、誰でもということです。

「道理を識別している人」を「尊敬して、敬礼せよ。(尊敬して、仕えよ。)」とありますが、誰が「道理を識別している人」かどうか、ほとんどの人々がわかっていません。誰もが、自分の考えに近い人、自分に都合がよいことを言う人を、尊敬し、敬礼するのです。

「道理を識別している人」とはどんな人か知ることが必要です。その前に、道理とは何か?知る必要があります。

道理を知らないものが、「道理を識別している人」を探すのはむずかしいですが、道理を知らないと思われる人を知ることは比較的やさしいでしょう。

最近ユーチューブを見ていたら、「今だけ、金だけ、自分だけ」という言葉を聞きました。このような人は、道理を知らない人です。

「今だけ、金だけ、自分だけ」の人でない人でも、本当に道理を識別している人かどうかはわかりません。

しかし、道理を識別している人は、本当にやさしい人だとは言えます。