#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第33章 バラモン 70偈

70 もしもバラモンが自分のつとめに関して彼岸に達した(=完全になった)ときには、真理を観ずるかれにとって、一切の縁は消滅するであろう。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

この偈の前半は前回の偈と同じです。すなわち解脱してニルヴァーナ(涅槃)に達したバラモンはということです。

彼は、真理を観ているので、「一切の縁は消滅する」ということです。

「縁」とは、助力する、援助するという意味です。

ということで、解脱した、すなわち覚ったかれは、一切の助け、援助が必要なくなるということです。

別の言葉で言えば、縁は有為の事柄でありますが、ニルヴァーナ(涅槃)は無為の事柄(?)であります。