石法如来の特別寄稿「会えない人には会えない・・・が。」

 今から5年ほど前、ある1冊の本に出会いました。著者は曹洞宗で坐禅を長いこと修行し、後にミャンマーのテーラワーダにおいて出家し、そこにおいて瞑想のメソッドを最終段階までやり遂げたというRY氏のことです。
私は、彼の著書を読み内容に興味を持ったので主宰している「座禅会」への参加を申し込みました。と言っても、私自身は「長時間の坐禅修行」そのものにはずっと疑問を持っていました。私の場合は、坐ると言ってもせいぜい数時間、それ以上は必要無いし時間の無駄であるという考えです。
 
著書を読むと、確かに良いことを書いていて「そうかな?」と思わせる部分もあるのですが、法話をpodcastで聞くとズシンとこころに響くものを感じられません。・・・私の場合は、過去に桐山靖雄という天才的宗教者?に出会い彼の法話を沢山聞いていたので、それに比べ相当な力不足感を感じます。
 
それでも自分自身、他の人の話を聞きたいという心境になっていたので「座禅会」参加を申し込んだという次第です。・・・ところが、初回の申し込みも都合が悪くなり、2回目も参加できない事情が出来、いよいよ3回目「絶対今度は参加するぞ」とばかり段取りも全て整えていたのですが、何と「脳梗塞」という病気になり急遽入院となって、結局座禅会に参加出来なくなったのです。
 
幸い「脳梗塞」の病状は極めて軽く、何の後遺症も無く10日ほどで退院することが出来ました。そこで、「どうして、ここまで準備しても参加出来ないのだろう?」と自分なりに自問してみました。
その答えは、直ぐには出なかったのですが、その後ワンギーサ先生(法津如来)に出会うことになり、「そこに行く必要無し」、「行っても何の成果も無し」と言う直感を得、行けないように「ある力」が働いたとしか考えられません。
 
会いたくても会えない話を書きましたが、次に「99.9%行くのが難しい状況」なのに行けたという話を書きます。
それは、2018年10月1日私がSRKWブッダにお会いするため熊本旅行した時のことです。
その旅行の計画は、3ヶ月以上前に旅行会社に行きチケットも取り準備万端でした。旅行を10月にしたのは、その年の8月にはスウェーデン在住の娘家族が日本に一時帰国することが決まっていたことと、台風を避けたいという思惑からでした。
 
ところが、いざ熊本旅行が近づくと台風24号が発生したのです。それまでの間、旅行に影響するような台風の発生も無く安心していたのですが、台風24号の発生により旅行に暗雲が漂い始めました。それでも、早々に日本列島を縦断してくれたら熊本旅行に何の影響も無いはずでした。
 
事態は、全く思惑と外れた展開となりました。台風進路予想図を見ると、私が熊本に出発する10月1日早朝台風の位置は東北付近にあり釧路を目指す進路です。
どう考えても、台風がまともに当たるとしか考えられません。よりによって、3ヶ月以上余裕をもって設定した日に台風襲来とは、自分自身の徳のなさを反省しました。
 
旅行日程は近づき、段々と出発日の10月1日は近づきますが「台風は、10月1日に釧路に上陸するよう設定」されているかのように進んで来ます。絶体絶命のピンチです。
ずっと、インターネットで台風情報を収集していても事態が良い方向に進展する気配は全くありません。99.9%熊本に行くことは出来ない、そう覚悟しました。
 
既にご存じの方もおられるので、その結果はどうなったかと申しますと「私は、10月1日午後航空機の到着時間に確かに熊本空港の土を踏んで」いたのです。
何故?どうして?・・・自分でも、半分狐につままれた感じになりましたが、間違いなく熊本空港到着は現実に起こったことです。
 
問題は、なぜ釧路空港から航空機が飛べたか?と言うことになりますが、前日羽田から釧路に飛んだ飛行機が羽田には戻らず釧路空港駐機(釧路空港に泊まる)となったと言うのがその理由です。
ローカル空港である釧路空港に普通は駐機せず羽田に帰り、羽田から朝一番で釧路に来るというのが通常の運行なのですが台風の影響かどうか分かりませんが、9月30日に到着した便は羽田には帰らず釧路駐機になったと言うことで、それは珍しい出来事だったようです。
 
その辺の詳しいことはインターネットで調べても分からず、ただ「10月1日釧路発東京行き欠航」が決定したとも出ていません。これはどういうことなのか?全く状況が理解出来ず、とにかく当日朝早く釧路空港に行くだけは行こうと準備を整えました。
釧路空港に到着し、出発する場所を見ましたたら「たしかに航空機が一機止まって」います。台風の進路は、やや釧路から右方向に逸れ風の勢いも弱まっている感じです。
 
搭乗手続きをし、私は羽田行きの航空機に乗り定刻に出発することが出来ました。羽田空港に到着した後、熊本行きの搭乗口まで案内を依頼していたのですが、案内してくれた女性によると「本日の午前中、東北・北海道方面で飛び立てたのは私の乗った1機だけ」と話してくれました。
 
世の中に、「こんな不可思議なことがあるのか」と自分自身が信じられませんでした。人間の頭で考えても理解不能ですが、私自身は「見せられた」と思っています。
「何を?」・・・「法(ダルマ)の威力をまざまざと・・・」、それは自然現象すら超越する力で人間の思考範囲を遙かに超えています。
そう考えたら、「聖求を持ち」正しく仏道修行に励む修行者は「何の心配も要らない」と言うことになります。



*法津如来のコメント

本日、2回目のブログ更新です。
本日も石法の如来の特別寄稿を掲載します。


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