SRKWブッダ著「仏道の真実++」【善き談論】◇ 智慧論

(以下引用)

【善き談論】 ◇ 智慧論

智慧は、煩悩の流れを塞ぎ止めるものである。

ここに、修行は完成を見る。

それ以外のことは、智慧の働きとは言えない。

これは、意味合いとしては発明や発見の構図と同じである。

それが為されるまではこの世には存在しないものであった。

しかし、それが為し遂げられたので、その存在が明らかとなったわけである。

しかもその威力は絶大である。

智慧も、その出現によってその智慧が明らかとなる。

そして、その智慧によって人は作仏することを得るのである。

(以上引用)


*法津如来のコメント

「智慧は、煩悩の流れを塞ぎ止めるものである。」・・・このことは、ゴータマ・ブッダもスッタニパータ1035偈で述べています。

「師は答えた、『アジタよ。世の中におけるあらゆる煩悩の流れをせき止めるものは、気をつけることである。(気をつけることが)煩悩の流れを防ぎまもるものでのである、とわたしは説く。その流れは智慧によって塞がれるであろう。』」(中村元訳)

「それ以外のことは、智慧の働きとは言えない。」・・・それ以外のことは知恵と呼ばれます。発明や発見は知恵の働きで達成されるのです。

智慧は人智を超えたものともいわれます。人智を超えたものですから、智慧を得たからと言って、その人だけの功績ではありません。そのことで威張ることはできません。

「智慧も、その出現によってその智慧が明らかとなる。」・・・まったくその通りで、光のようにその出現によって明らかになります。


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