SRKWブッダ著「仏道の真実++」【経典の読誦】(2)

(以下引用)

【経典の読誦】(2)

初期の段階では、ブッダの言葉を集め、憶えやすくするために韻文の偈の形に編集して口伝で継承された。

時代が下って、文字を用いて経典を記すようになると、散文や物語性を帯びた経典が編纂されるようになった。

そして、釈尊の滅後4〜500年経過した時代には、いわゆる大乗経典が当時のブッダ達を主軸として作られたようである。

そこにはさまざまな方便の説が盛り込まれており、修行者が智慧とは何かを理解するための基礎を培うことができるように工夫された。

(以上引用)


*法津如来のコメント

インド仏教の歴史は、次のように要約できる。
①釈尊在世(前463〜前384)のころ、および直弟子たちによる原始仏教(初期仏教)の時代。
②前3世紀、アショーカ王の命でセイロン(現、スリランカ)に仏教が伝えられる(後のパーリ聖典の原型)
③前3世紀末ごろに部派仏教(小乗仏教と貶称される)の時代に入る。
④小乗仏教に対して、紀元前後ごろに大乗仏教が興り、大小並存の時代が続く。
⑤7世紀以降、呪術的世界観やヒンドゥー教と融合して密教が興る。
(以上、植木雅俊著「仏教、本当の教え」より引用)

それぞれの時代の仏教経典があり、それらがインドから中国に渡り、日本に伝えられてきました。また日本ではそれらの経典に基づいて、日本の祖師方によって新たな経典も生まれました。

今では膨大な経典が存在します。ですから、それら全ての経典を読むことは難しいでしょうが、その中のいくつかの経典に、それこそ縁によって遭遇し、その中から、智慧とは何かを理解するための基礎を培う言葉を見つけてください。



この記事へのコメント