SRKWブッダ著「仏道の真実++」【女性の修行(その1)】(6)

(以下引用)

【女性の修行(その1)】(6)

 ◇ 不安・悩みの解消

 不安や悩みがあると、夜もぐっすりとは眠れなくなるかも知れない。そうして、疲労が蓄積しさらに不安や悩みが増すという悪循環に陥ってしまうことになる。

 もちろん、不安や悩みを解消するためにはその原因を取り除き、ケアを行い、解消しなければならない。しかしながら、それを正攻法で対処することが難しいとき、仏教が不安や悩みを解消してくれるかどうかが知りたいところであろう。

 答えを言えば、不安や悩みを解消するために覚り(=解脱)を目指すというのは勧められない。なぜならば、覚りに至る人とは、そのようなことがそもそも無い人だからである。すなわち、覚るには不安や悩みを予め払拭していなければならないということである。その上で功徳を積み、機縁を得て、ついに覚ることになるのである。要するに、覚りは世俗の問題を解決する一発逆転の道とはならないということである。けだし、仏道は、人の根本の苦悩を終滅せしめる道なのである。

 医学的な治療として、不安や悩みを解消するために特別な薬やカウンセリングが用いられることがあるであろう。このような処方は医学的にも法律的にも許されているものである。その一方で、仏道においては薬物を用いたり健康問題にアドバイスをしたりすることは為されない。それは、理法に関わりの無いことであると説かれるからである。仏道を歩むことは、最初から最後まで各自のことがらなのである。道を見出すことも、修行法を見つけることも、功徳を積むことも、覚りの因縁を生じることも、すべて修行者自身で為さねばならない。仏教に頼って何かを解決することはできないということである。

 このように、仏教は、不安や悩みを解消するためにある道ではない。冷たいようだが、これが真実なのである。しかしながら、この真実を理解し、受け入れ、不安や悩みを払拭し、この一なる道をしっかりと歩むならば、読者はついにはこの世の最高のしあわせに到達することを得るであろう。これは、約束できることである。

(以上引用)


*法津如来のコメント

今回の引用文の要約はつぎの通りです。

覚りは世俗の問題を解決する一発逆転の道ではないのです。しかし確実に、仏道は人の根本の苦悩を終滅させる道なのです。

仏道を歩むことは、最初から最後まで各自のことがらなのです。道を見出すことも、修行法を見つけることも、功徳を積むことも、覚りの因縁を生じることも、すべて修行者自身で為さねばならないのです。

仏教に頼って何かを解決することはできないのです。

しかしながら、この真実を理解し、受け入れ、不安や悩みを払拭し、この一なる道(仏道)をしっかりと歩むならば、読者はついにはこの世の最高のしあわせに到達するでしょう。



この記事へのコメント