SRKWブッダ著「仏道の真実++」【魔境】(1)

(以下引用)

【魔境】(1)

魔境というのは、要するに自分自身を見失うということである。

修行者は、心をしっかりと護って、魔境に陥らないようにしなければならない。

また、すでに魔境に陥っていると思しき人も、魔境の何たるかを知ることで抜け出すことができるであろう。

以下に、具体的な魔境を列記したい。


 ○ 自分は上手くやっていると思い込むのが一つの魔境である。

この場合、たとえ正しい道の中にあっても覚ることは極めて難しくなる。

そのまま突き進むと、自分が行き着いた処が何であるかを知って愕然とすることになるだろう。

彼を愚者という。

修行者は、賢者であれ。

そうであってこそ、仏道をしっかりと歩むことができるのである。

(以上引用)


*法津如来のコメント

「魔境」という言葉の狭い意味は、瞑想を行っている時に変性意識状態になり、精神的にも肉体的にも危険な状態になることであります。それはもちろん覚りとは無関係はことがらです。

しかし、ここでは広い意味での魔境について、SRKWブッダが5つの具体例あげて教えています。

それを5回に分けて引用します。

まず、「魔境というのは、要するに自分自身を見失うということである。」とありますから、瞑想を行っていない時でも、修行者は自分自身を見失っていないか注意してください。

具体的な第一は「自分は上手くやっていると思い込むのが一つの魔境である。」のです。

修行者各自にとって、覚りへの道は始めてであるはずですから、上手くやっていると思い込めないはずです。

上手く行っていると思うのは、自分の判断の内側のことがらなのです。

先人から見れば、上手く行かなかったと思っている方が、上手く行っているのです。


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