「ブッダの教えを楽しむ」

一昨日、私が僧侶であった時の知り合いから電話がありました。孫の世話でそれに気づかず、昨日こちらから電話しました。実は彼女の息子さんとも知り合いで、昔彼ともよく話をしていました。しかし、彼らが親子だったとは知りませんでした。息子さんは私のブログを読み続けておられて、私が覚ったことを知っていました。そのために、私が覚ったことに対して、今回は親子で「おめでとうございます。」と言ってくれました。また、「覚った人とお話しができるのが、嬉しい。」とも言ってくれました。

さて、今日はダンマパダ79偈を学んでみましょう。

真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥す。聖者の説きたまうた真理を、賢者はつねに楽しむ。

(中村元訳:岩波文庫「真理のことば・感興のことば」より)

このブログでは、2010年1月1日にこの偈の解説をしています。
https://76263383.at.webry.info/201001/article_1.html

その内容は次の通りです。

 日本では、仏教ブームなどと言われる時もありますが、その内容は神社、仏閣めぐりや仏像見学や鑑賞にとどまり、仏陀の教えを学ぶ人は本当に少ないのです。その上、日本仏教にはいろいろな宗派がありその教えもまちまちです。何が本物の仏陀の教えか分かるのが本当に難しいのです。それでも、何とか本物の仏陀の教えにたどり着き、その教えを実践することができれば、心からこだわりが消えて、悩みがなくなることがわかります。ですから、本物の仏陀の教えを知った賢い人は仏陀の教えを実践して、安楽に生きるのです。

 新年にあたり、仏陀の教えに「遭遇」できた幸運をあらためてかみしめます。本当によかったなと思います。しかし同時に、この道を完成させることは簡単ではありません。欲と怒りと無知の習慣は強固なもので、これを断ち切るには、日々新たな精進のエネルギーを充電しなければなりません。毎日、ダンマパダを学ぶことは精進エネルギーの充電です。これからも皆様といっしょに、この道を一歩一歩前進したいと思っておりますので、皆様の叱咤激励をお願いいたします。



この記事へのコメント

あさみ
2021年02月10日 16:04
法津ブログを毎日読むことで心を新たにしています。
私もそのような静かな境地に行きたい、と心から思います。
今後も拝読させていただきます。