脳と心(意識)について

今朝の新聞の折り込み広告に「60代。あなたは『元気脳ですか?」と書いてありました。

もう少し読むと「意外と知られていませんが、脳は水分を除くと約6割がアブラでできていて、このアブラが脳を柔らかく保つことで情報の伝達をスムーズにし、アタマの回転や前向きな気分を維持しているのです。」と書いてあります。

しかし、そのまま信用してはいけません。「脳は水分を除くと」とありますが、水分は7割が水ですから、水分の補給こそ大切なのです。

それはともかくとして、今日は意識と脳の関係について考えてみます。

まずはじめのテーマは、脳が先か心(意識)が先かです。

つまり、折り込み広告の考え方は、脳の成分が心を作っていると思っているようです。

しかし、脳はコンピュータに例えると単なるハードであり、ソフトがなければ動きません。

さらに、それらを動かす意思が必要なのです。

そのように考えると、心(意識)が先であると考えられます。

しかし、脳の研究は重要です。

心(意識)は姿形が見えないために、理解しにくいのです。

しかし、心(意識)は物質世界に作用するためには、脳や神経を通じて作用しています。

そのために、脳や神経の構造や機能の研究は心(意識)の構造や機能を理解するために役に立ちます。

「三つの脳の進化」という本があります。この本は人間の脳は長い生物進化の歴史を内臓し、爬虫類脳(反射脳)、哺乳類脳(情動脳)、人間脳(理性脳)の相互作用で働くとするというポール・マクリーンの「三位一体脳モデル」です。

この説は1990年代に発表されましたが、2000年代に批判されたそうですが、大筋では納得いくものです。

参考になるネットの記事は次の通りです。
https://swingroot.com/triune-brain/

明日はこの説について、もう少し説明します。