輪廻転生にはウイルスが関与しているのではないか?

コロナ禍の中で、ウイルスについて考えることが多くなりました。

ウイルスといえば、新型コロナウイルスやインフレエンザウイルスの他、麻疹のウイルス、帯状疱疹のウイルス、ノルウイルスなど病気を引き起こすウイルスを思いだします。

しかし、多くのウイルスは人間や動植物には無害で共存しているのです。

そうでなければ、他の動物や植物や細菌の細胞のなかで増殖するウイルスは、宿主が死んでしまうために、生存できなくなるからです。

実は、ウイルスは私たちのまわりにいっぱい存在していると言われています。空気中にも水中に浮遊しているし、人間の皮膚にも髪の毛にも付着しているし、体内に兆単位で存在していると言われています。

ウイルスより桁違いに大きい細菌ですら、アンナ・コリンは著書「あなたの体は9割が細菌」(河出書房新社)で、細菌の数の多さを述べていますが、ウイルスの数はそれ以上に多いのは当然でしょう。

それらのウイルスは、自分の子孫をつくる仕組みを持たないで、他の生物の機能を活用して、自分のコピーを増殖する遺伝子だけの存在なのです。

ただそれだけであるならば、そのような存在は、多くの寄生生物の存在が知られていますから、納得できますが、ウイルスにはそれ以上のことがあるのです。

2003年、十数年がかりの国際プロジェクトで、約30億という膨大な塩基対を読み取って、ヒトゲノム(ヒトのDNA塩基配列)が解読されました。

その結果、ヒトゲノム全体の半分以上がウイルスに由来するのではないかと考えられる塩基配列であることが判明されたということです。
(武村政春著「ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!」さくら舎、より)

さらに、その著者は次のように述べています。

「ヒトゲノムの半分以上がウイルス由来というならば、ヒトは『雑多なウイルスの遺伝子の寄せ集め』といえるわけですが。」

「通常、遺伝子は親から子へと同じ種のなかで伝わるものですが、まったく無関係の、他の生物種へ遺伝子へ遺伝子が移動する『水平移動(水平伝播)』という現象が知られています。これは生物進化の原動力のひとつであり、どうやらウイルスが関与しているようです。」

ここからは、私の憶測ですが、輪廻転生にはウイルスが関与しているのではないか?と思えるのです。