栄養学の間違った常識

一昨日7月15日に「常識を疑え」という記事を書きました。

その一つの具体的な例として、栄養学があります。

そのことを指摘している「宗田哲男著『ケトン体が人類を救う』(光文社新書)」という本があります。

この本の序章「本書で伝えたいことのあらかじめのまとめ」があります。

その要約を以下に書きます。

今の栄養学では、間違っている6つの説(神話)があります。

1 カロリー神話
血糖値とカロリーには何の関係がないのにもかかわらず、カロリー制限で糖尿病を治そうとする矛盾。

2 バランス神話
食事は「バランスよく」と言って、じつは炭水化物を60%もとらせる。タンパク質、脂肪は、それぞれ20%である。これらの比率には、学会も認めるように根拠がない。

3 コレステロール神話
肉や脂肪は「コレステロールが上がるから食べ過ぎないように」と教えられているが、厚生労働省は2015年4月で、食事からのコレステロールの摂取制限目標値を撤廃したにかかわらず、ほとんどの医師や栄養士は、今だにこれを理解していない。

4 脂肪悪玉説(肉・動物性食品悪玉説)と
5 炭水化物善玉説(野菜・植物性食品善玉説)
肥満は脂肪が原因、これはほとんどの人がそう信じているが、これこそが間違いであって、肥満は糖質過剰摂取で起こる。

6 ケトン体危険説
ケトン体は危険な物質であるというのは、20年前の知識で、もはや前世紀の遺物である。今やケトン体は胎児、新生児のエネルギー源であって、健康と、アンチエイジングのエネルギー源である。

 これらの大きな間違いが相互に補完しあうことで、今やますます、肥満、糖尿病、成人病、小児糖尿病を増やしており、それらを膨大な薬剤で治療しようという馬鹿げた医療が進行中である。
 これらの説に基づいた治療法は、完全に方向性が間違っているにもかかわらず、ほとんどの医師は気づいていない。多くの医学会がガイドラインで治療内容を拘束しているため、自由に考える医師集団は、すでに壊滅している。

要約は以上です。

この見解が正しいかどうかは、上記の本全体を読んで各自確かめてほしいのですが、このように告発している事実があることは、知っておいた方がよいです。

私自身は、この本を全体をもちろん読みましたし、また他の文献も参照し、自分の体で確かめましたので、大筋正しいと考えています。

(一部疑問はあります。タンパク質はいくら取ってもよいとするところです。)

最後に、仏教や覚りに関するブログのはずであったのに、なぜ栄養学が話題になるのかという疑問があるかもしれないので、それにお答えします。

それはその人の食生活が、その人の精神に大きな影響をおよぼすからです。

また、その人の食生活はその人の運命を決めるでしょう。

糖質を過剰にとる人は覚ることはないでしょう。