ライオンのおやつ

昨日、妻が録画した「ライオンのおやつ」というドラマを見ました。

このドラマは、「余命を宣告された29才の雫は、美しい島のホスピスで過ごすことを決めた。そこに暮らす人たちとの出会いと友情が、雫にたいせつなことを思い出させてくれる。優しく流れる時間の中で、人生の価値を描き出す物語」というものです。

このドラマはウィキペディヤによると、小川糸による日本の小説、2019年10月にポプラ社から刊行され、2020年の本屋大賞第2位を受賞したもののドラマ化とのことです。

さて、このドラマを見て感じたことは、ガンという病気はありがたいなということです。

このように言うと、「患者や家族の身になってみろ、その辛さや苦しみがわかってない」と言われるかもしれません。

しかし、ガンという病気ほど、自分の死や家族の死を感じされるものはありません。

ガンにでもならないと、人間は必ず死ぬものだとは知ってはいますが、自分は死ぬものだとは思えないのです。

これは、自分の死を直視することを避けているからでしょう。

度々このブログで引用するダンマパダ6偈は次のように述べていますが、

「『われらは、ここにあって死ぬはずのものである。』と覚悟をしょう。___このことわりを他の人々は知ってはいない。しかし、このことわりを知る人々があれば、争いはしずまる。」

ガンにかかったこころある人々は、自分に関わりを持った人々への感謝の念が湧いてくるのです。