石法如来の特別寄稿:大学通信教育(その3)

佛教大学の通信教育学部に入学すると、直ぐさま同校の卒業生が自宅を訪ねてきて勉強の進め方・スクーリングの参加方法など、丁寧に教えてくれたり相談に乗ってくれます。
 
私のところにも、同校卒業生で社会福祉士をやっている先輩が見えられ、色々詳しく教えて頂きました。スクーリングに参加した際の宿泊場所も、その先輩が数年間お世話になったところを紹介して頂いたのです。
 
そこは、詰所(つめしょ)と呼ばれる宿泊施設で、「大きな寺社の門前町には、各地方の詰所があり、その地方から参拝に来る人に低料金の宿泊施設を提供していた。」(以上、「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」から引用)という場所です。
 
私が宿泊したのは、東本願寺近くにある詰所「中郡(なかごおり)」という名称で、近所には同様の詰所が多数点在し、スクーリングのシーズン間は全国から学生が集まって来ておりました。
詰所は、低料金で宿泊可能ですが食事のサービスは一切ありません。入浴・トイレは共同で、入浴は男女時間差を設けて利用することになります。
 
私は、その様な環境の団体生活に慣れておりますので極めて快適に過ごしました。1階は、20畳位の大部屋2間で、10名以上がそれぞれに布団を並べて寝るのですが、仲間内で打ち解けるのは早く情報交換も楽しみの一つでした。
 
そこの詰所は3階まであり、1・2回生は1階、3回生は2階、4回生は3階と区分分けしており、学生年次が上がると授業内容もより専門的になり自習の時間も多く取ることが出来るよう、色々配慮してくれていました。4回生の時、3階居住になり「自分も、いよいよ最上階まで来たか」という感慨に耽った記憶があります。
 
昼は、学校周辺の食堂で食事をし夕食は京都駅周辺で用事を済ませます。お陰で、その周辺の地理にも詳しくなり、すぐ近くにある東本願寺まで散歩に出掛けたりしましたが、寺院のスケールの大きさには圧倒されました。・・・全てが大きくて、全国の信者から沢山建立基金を集めて作られたものであり、信者の信仰心の篤さにはただただ驚きました。
 
詰所は、京都駅から歩いて10分ほどの距離にあり、付近には京都らしく「法衣や数珠」を販売しているお店が沢山あります。近くに、「宝蔵館(ほうぞうかん)」という仏教関係の書物を出版する会社があり、自分の知っている会社の社屋がここにあると言うだけで親近感を感じたものです。
 
京都駅の近くに住んでいたので、時間のあるときは東寺(とうじ)によく行きました。東寺は、真言宗の根本道場であり尚且つ総本山で、教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれています。
https://butsuzolink.com/toji/
 
その広い境内に、多くの建築物がありますが特に「講堂(こうどう)」の須弥壇中央には大日如来を中心とする五体の如来像(五仏、五智如来)、向かって右(東方)には金剛波羅密多菩薩を中心とする五体の菩薩像(五大菩薩、五菩薩)、向かって左(西方)には不動明王を中心とした五体の明王像(五大明王)などが安置されており、静かな空間に勇壮な仏像群が圧倒的な迫力で迎えてくれます。
 
また、東寺のみならず京都のシンボルとなっている五重塔もあります。高さは、54.8メートルで木造塔としては日本一の高さを誇り、過去に雷火や不審火で4回焼失し、現在の塔は5代目で寛永21年(1644年)、徳川家光の寄進で再建されたと言われています。
 
東寺の敷地内における寺院で、私のお勧めは真言宗の勧学院とされる「観智院(かんちいん)」です。
観智院は、東寺宝物館から洛南高等学校に至る経路上正面にある目立たない建物ですが、東寺内にありながらひと味違う趣のある寺院です。
https://toji.or.jp/guide/kanchiin/
 
観智院について・・・(以下引用)
「京都市南区九条町にある教王護国寺(東寺)の塔頭(たっちゅう)の一つ。後宇多天皇勅願の二十一か寺の一つで、杲宝(ごうほう)を開山とする。客殿は桃山式の書院造りで国宝。」(以上、「コトバンク」から引用)とあるように、東寺に行かれましたら是非「観智院」まで足を運んでみて下さい。


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この記事へのコメント

才木広之
2021年11月29日 10:18
法津如来、石法如来、皆様

こんにちは

石法如来のお人柄が感じられました

有難う御座います

才木広之より