感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第22章 学問 4偈、5偈

4 この世では人間もまた、つねにそのようなものである。知識はもっているかもしれないが、教えを聞くことが無ければ善悪のことがらを識別することができない。

5 眼のある人は燈火によって種々の色(いろ)かたちを見るように、ひとは教えを聞いて、善悪のことがらを識別する。
    
(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「つねにそのようなものである。」とは、前の4偈で述べられているように、暗闇にみたされた家に入ったいるようなものであるということです。そのために、眼があっても見ることができないのです。

つまり、眼は知識のたとえです。燈火は教えのたとえです。暗闇の中の諸の見事なものは善悪のことがらを識別することです。

善悪はないという境地に至る前に、善悪を識別することは必要なことです。






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