#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 35偈

35 人が喜ぶところのものは、迷いの生存である。かれは苦しみを忌み恐れる。迷いの生存を捨てるために、清らかな修行をするならば、その人はわが近くにいる。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

人が喜ぶところのものは、欲望を満たすものです。人は欲望が満たされると喜びます。しかし、ここで重大な問題があります。それは、欲望は満たされても、満足することを知らないのです。

欲望は次から次に次の欲望を満たそうとするのです。しかし、それは不可能なことで、欲望は満たされなくなり、苦しみを生むのです。

人は苦しみを忌み恐れるのですが、次から次に満足を求める欲望が苦しみを作り出していることを知らないのです。これが迷いの存在であるということです。

このことをはっきりと知って、不必要な欲望を捨てて、必要なもので満足することをは、清らかな修行することになります。
そのような修行をする人はわが近くにいる、すなわち仏(ブッダ)と同じ境地の近くにいることであり、解脱が近いということになります。




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