#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 42偈、43偈

42 心が煩悩に汚れていないで、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。この人は悪魔の絆(きずな)から解き放たれている。

43 心が煩悩に汚れていないで、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。今や迷いの生存を再び繰り返すことがない。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

昨日、掲載した40偈、41偈の始めの部分を誤記しましたので、お詫びして訂正いたします。正しい偈の文章は次の通りです。

40 心が永久に静まり、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。この人は悪魔の絆(きずな)から解き放たれている。

41 心が永久に静まり、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。今や迷いの生存を再び繰り返すことがない。

40偈、41偈と42偈、43偈を比較しますと、はじめの部分「心が永久に静まり、」が「心が煩悩に汚れていないで、」に変わっているのです。それ以下は同文です。

「心が煩悩に汚れていないで、」とは、心が貪欲や怒りや迷いで汚れていないということです。心が煩悩で汚れていなければ、心は静まりますから、これらの煩悩は完全になくなれば、心は永久に静まります。

「実体についての固執を絶ち切った」とは、この世のすべてのものは変化、消滅することを知ったということです。

「生まれをくり返す輪廻」・・・輪廻については、見解の別れるところですが、輪廻とは「生存への執著」(生きていきたいという思い)を意味しますから、「実体についての固執を絶ち切った」修行者は、輪廻から離れているのです。

ということで、「今や迷いの生存を再び繰り返すことがない。」のです。




"#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 42偈、43偈" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント