#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 82偈

82 修行僧はこのように楽しむこと楽しまないこととに堪え、情欲の煩悩の潜勢力を取り出して除きつつ・・・・・。

                           以上第32章 修行僧

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

岩波文庫の82偈の注には、「写本には脱落多く、判読のできている部分だけを訳した。」と記されています。

そこで、81偈を手掛かりに「・・・・・」の部分を推測すると、戒めをたもっている修行僧はこのように楽しむこと楽しまないこととに堪え、情欲の煩悩の潜勢力を取り出して除きつつ、「こなたの岸を捨て去る。蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。」というようなものになるでしょう。つまり、解脱して、ニルヴァーナ(涅槃)の境地に至るということです。

戒めをたもつということは、自分の感情を制すという意味で、「楽しむこと楽しまないこととに堪え」ということではあります。

しかし、大切なことは、自分の感情を知り、その根に気づくことです。それに気づければ、それが自分と他人を苦しめていることを知ります。そうすれば、自ずから戒めはたもつことができます。戒めをたもつというような意識はなくなります。





               

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