SRKWブッダ著「仏道の真実++」【女性の修行(その2)】(1)

(以下引用)

【女性の修行(その2)】(1)

 ◇ 共感

 共感とは、他の人と喜怒哀楽などの感情や意見を共有することを言う言葉である。そして、女性は共感しやすい傾向が見られ、また他の人にも共感を求めることが少なくないであろう。もちろん、これ自体は社会生活上、何ら問題ないことである。

 さて、問題は、共感が仏道とどのように関わっているかということであろう。これについて述べたい。

 共感は、基本的に相手の表面に出ている表情や相を見て行われるものである。このため、相手のすべての状況を把握するにはそもそも限界がある。また、共感することによって相手の気持ちに変化を生じ、そのために相手の状況がさらに掴みにくくなるという難点を伴う。

 このようなことから、共感を基にして相手に応じようとしてもすれ違ったりすることがままあるであろう。つまり、相手にやさしくしようと思ってもそれが見当違いのものになってしまう恐れがつきまとうわけである。

 そこで、仏道では相手に共感するのではなく、相手のことを静かに観じるというやり方が採られる。このとき、自分自身は無相——いわゆる黒い鏡(=光輝の無い鏡)に徹するということであり無表情という意味ではない——となる。そうであってこそ、相手の状況を正しく知ることができるからである。その上で、必要があれば行動を起こして対応することになる。

 共感は、いわば喜びや悲しみを分かち合うものである。その一方で、観はしあわせや安らぎをもたらすものとなる。

 なお、共感は陀羅尼(ダーラニー:総持)に関連しており、観は真如や智慧に関連したことがらとなる。

(以上引用)


*法津如来のコメント

共感の意味、そして仏道との関係について、これ程わかりやすく書かれたものがないといえます。

ただし、最後の陀羅尼(ダーラニー:総持)と観は真如や智慧については、それなりの知識は必要ですので、SRKWブッダのホームペジの参考文章を紹介します。

【以心伝心およびそれを超えたもの】
http://srkw-buddha.main.jp/rihou195.htm

【観】
http://srkw-buddha.main.jp/rihou004.htm




"SRKWブッダ著「仏道の真実++」【女性の修行(その2)】(1)" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント