第二の脳や第三の脳

昨日は、爬虫類脳(反射脳)、哺乳類脳(情動脳)、人間脳(理性脳)の相互作用で働くとするというポール・マクリーンの「三位一体脳モデル」の名称だけを紹介しました。

爬虫類脳(反射脳)は、脳幹であり、生命維持のための機能を司っています。
哺乳類脳(情動脳)は、大脳辺縁系であり、衝動的な感情を司っています。
人間脳(理性脳)は、大脳新皮質であり、論理的な思考を司っています。

ポール・マクリーンの説については、以上にしておきます。

仏教では、心を受蘊(感覚)・想蘊(想念)・行蘊(潜在意識)・識蘊(認識)および眼識(視覚)・耳識(聴覚)・鼻識(嗅覚)・舌識(味覚)・身識(触覚)・意識(意覚)に分析しています。

これらの心(意識)は、脳のいろいろな部分の機能と結びついて働いでいます。しかし、脳とだけ結びついてるわけではありません。

例えば、腸は脳からの指令がなくとも自分で働く腸神経系があり、第二の脳であるといわれています。
https://tabi-labo.com/276137/second-brain

また、皮膚は第三の脳などと言われるように、心(意識)は脳に限定して存在しているわけではないのです。面白いことに発生学的に見ると、脳と皮膚は同じ外胚葉からできてものです。
http://lifedesign.ne.jp/?p=3731

これらの知識は省察や観(=止観)の修行に役に立ちますが、これらの知識にこだると、真実の探求の妨げになります。その辺が修行の難しいところです。


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