善友と共に生活善なせば楽しみ多く苦を終わらせる

ダンマパダ 376

善友を歓迎し
善行を行うならば
それ故に、喜悦が多く
苦を終わらせるだろう


○この詩から学ぶこと

 この詩は、ダンマパダ368番から378番の一連の詩の最後なのです。これらはソナ長老たちの前にあらわれた釈尊が説法した時の詩であるといわれています。復習のためにまとめの短歌を再掲します。

比丘たちは慈悲の心で生活し業のできない境地体得
 
比丘たちよ 舟から水を汲み出せよ 無漏の舟は悟りに達する

一つずつ五つと五つ克服し執着捨てた比丘は阿羅漢

冥想を放逸しないで実践し欲望に勝ち苦しむなかれ

修行者の智慧と定とは両足だ 両足あれば涅槃に行ける

冥想で自分の心よく見ると 人の知らない楽しみがある
 
生命の構成要素の生滅を触知したならば不死の境地だ

感覚をよく観察し戒守り満足知って善友と親交

善友と共に生活善なせば楽しみ多く苦を終わらせる

 
 最後はやはり、善友との親交について語っています。なぜ善友との親交を重視するのでしょうか。それについて、釈尊は次のように述べています。「善き友、善き仲間、善き人々に取り囲まれている修行僧ならば八正道を修めることができるであろう。そうして八正道を盛んならしめるであろう。」と。

 善友とはだれなのでしょう。釈尊は釈尊自身が善友だと仰っています。それはそうですね。それから清浄な生活をし、怠けない比丘たちも善友です。また、在家でも困難な中、修行に励んでいる修行者も善友です。なぜ善友が必要なのか、私見を付け加えれば、人間のやる気というものは高まる時もあれば、やる気のなくなる時もあります。その時、善友の存在が大きいのです。隣に熱心に修行している善友がいれば、すぐにやる気が出てきます。修行は持続的な熱心さが必要なのです。ですから善友は非常に大切なのです。

○善友と共に生活善なせば楽しみ多く苦を終わらせる

~生きとし生けるものが幸せでありますように~
~生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように~
~生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように~
~生きとし生けるものに悟りの光が現れますように~

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