正念と正定修しバラモンは悟り開いて束縛なくなる(384)

ダンマパダ 第26章 バラモン 384

二種の法に
バラモンが精通した時
彼のすべての束縛は
悟りによって消失する


〇この詩の蛇足

 「二種の法」とは、注釈書によれば、止(サマタ瞑想)と観(ヴィパッサナー瞑想)です。

 サマタ瞑想は特定の対象に心を向けることにより、煩悩を滅し、集中力を養成する瞑想法です。

  ヴィパッサナー瞑想は、既に何度も述べてきましたし、短い言葉で正確に語れないのですが、あえて言えば、自分自身の身受心法をありのままに観察し、無常、苦、無我という真理を洞察し、すべての煩悩を捨てて、解脱するための瞑想法です。

 上の詩では、この二種類の瞑想法に精通すれば、悟ることができると述べられています。そうすれば、彼を束縛するものはすべて消えて、彼は完全に自由になり、解脱するのです。

 日本テーラワーダ仏教協会で、スマナサーラ長老が指導されている瞑想で言えば、止とは慈悲の瞑想です。観とはヴィパッサナー瞑想です。但し、慈悲の瞑想は、上で述べたサマタ瞑想の定義以上のものです。単に集中力を養成するだけでなく、慈悲喜捨の心を無限に育てる、仏教にはなくてはならない瞑想だと思っています。ですから、慈悲の瞑想とヴィパッサナー瞑想に精通すれば悟れるのです。安心して、この二つの瞑想法を実践して下さい。


〇前回の「この詩から学ぶこと」

http://76263383.at.webry.info/200811/article_20.html
 正念と正定修しバラモンは悟り開いて拘束なくなる

〇この詩のパーリ語原文

384.
ヤダー ドゥワイェース ダンメース
Yadā   dvayesu     dhammesu,
時    二種の     法において
パーラグー ホーティ ブラーフマノー
pāragū     hoti    brāhmaṇo;
精通した   ある   バラモンは
アタッサ   サッベー サンヨーガー
Athassa    sabbe    saṃyogā,
その時彼の すべての 束縛は
アッタン ガッチャンティ ジャーナトー
atthaṃ   gacchanti    jānato.
消失に  行く       悟りから

〇正念と正定修しバラモンは悟り開いて束縛なくなる(384)

~生きとし生けるものが幸せでありますように~
~生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように~
~生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように~
~生きとし生けるものに悟りの光が現れますように~

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